砂時計


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オフィシャルピアノピース 映画「砂時計」 (PIANO PIECE)


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シュルツ全小説 (平凡社ライブラリー)


【ユーザーによる評価】 平均評価: 3.5/ 総数: 6件
[2点] 翻訳、原作とも最高だが、唯一解説がひどい
数年前に新潮社から心憎い豪華装丁でシュルツ全集が出たが、本書はそこから散文作品のみを選んだもの。十数年前、集英社の世界の文学全集からもほぼ同じ内容で出ていて、いろいろと版元を変えて本書は出版されつづけているのだが、翻訳、原作とも相変わらず最高に最高だが、本書の解説がひどいったらありゃしない。 (2007-04-25)
[5点] 絵みたいだ
文章を読んでいるっていうよりは絵を見ている感じだった。
最初は比喩の洪水というか、癖があるように思えたけれども、
読んでいくうちにそういう先入観も消えて読めた。

下らないことを言えば、もう少し生きていれば、恐ろしいことを
仕出かしてくれたような気もする。残念。 (2007-02-16)
[5点] 次はドノソかな?
ゴンブローヴィッチに続いてシュッツも登場!
かつてこのあたりは集英社「世界の文学」の独壇場だったのだが
最近は本ライブラリががんばっています。
「クレプシドラサナトリウム」は20年以上昔に映画を観にいった
縁で読んだもので久々に再読。
ゴンブロ、シュッツとくれば、次はどうかんがえてもドノソ「夜の
みだらな鳥」をださないといけないでしょう。 (2006-06-03)
[1点] ギブアップ
「これはある春の、ほかの春よりいっそう本物の、いちだんと眩く色鮮やかであった春の、また己のテキストを、祭礼の日の最も明るい赤で書かれたあの霊感籠るマニフェストを、一語一語まじめに受けとめた春の物語である。・・・」以上は本書中唯一の中篇「春」冒頭からの抜粋である。冒頭なので特に気負って書いているわけではない。こうした語法のこうしたテンションの文章が蜿蜒とうねりながら続いていくのである。こうした文章を生理的に受け付けない人間にとって「春」は拷問に等しい。冒頭数ページを何度か読み返して、内容がまったく頭に入ってこないのでついにギブアップした。 (2006-03-20)
[5点] 或る「シュルツ・マニア」の独白、叫びそして希求
私は高校の時分に「運命的」な遭遇を果たし爾来シュルツの芸術の虜となって久しい。私がこの世で唯一「師」として敬愛する訳者の手になる最良の日本語によって、小説と散文詩とを無上のレトリックで融合させたシュルツの文学を味わえることは至福の喜びである。シュルツの作品世界を陳腐な形容詞で喩えるのは難しい。「沈鬱さの中に木霊す絶美の極致」の源泉は彼のもう一つの顔である「画家」ならではの精妙な観察眼に端を発する。シュルツ自身が「自分の文学と絵画は同じテーマに基づくもの」と明言している。戦禍の中で多くが失われ今日に遺された彼の画業の中心を占めるのは小説では未だ暗示の域に潜在していた特異なエロティシズムへの偏奇である。アーティストとしてのデビューとなった連作版画「偶像讃美の書(本書の表紙絵はその一葉)」に顕著なように、その濃密でグロテスクな空間では女王然と振舞う女たちの足許に跪拝する矮小化された男どもの姿が執拗に繰り返し描かれる。俗に「マゾヒズム」の一語で括られる倒錯的な図像の一群は美術史上に類を見ない強烈な個性とインパクトを放つ。ともすればシュルツ文学の「幻想的」ないしは「耽美的」側面にばかり目を奪われがちな者には必ずや大きな衝撃を与えるだろう。この「全小説」を手に取られた読者諸氏におかれてはシュルツの絵を観て欲しいと切に願う。そのためにも訳者が巻末解説で提言している通り、日本の美術界は本邦未紹介のそれら「綺想の絵画たち」に今こそ光を当てるべきである。微細の限りを凝らし迷宮の如く触れる人々全てを幻惑してやまないシュルツの「魔術的かつ自伝的な擬似神話」を読み解く秘密の鍵が確かにそこに存在するのだから。 (2006-01-29)
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神恭一郎事件簿 1 (1) (MFコミックス)


【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.5/ 総数: 2件
[5点] 読む価値あり!
30年前に書かれたとは思えないクオリティの高さ。
ストーリーやキャラクターも、いま読んでも全く遜色なく、改めて
和田先生の力量のスゴさを感じさせられます。
すでに単行本になっている作品とはいえ今では絶版になっている
短編や今まで読めなかった作品も掲載されているので
これは買い、でしょう☆

1巻ではスケバン刑事の神恭一郎を知っている人なら欠かせないキャラ。
美尾さんの過去話が掲載されているので、これも必見です。 (2004-02-07)

[4点] ホントに30年も前の作品?
新装版!
和田氏の漫画ではお馴染みのキャラクタ
「神恭一郎」の活躍する短編集です。
1巻には1972〜1975年頃書かれた3作が収められています。
今から30年ほど前の作品とはとても思えない内容。
これは読むしかありません。
全3巻の予定だそうです。 (2003-02-21)
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砂時計の七不思議―粉粒体の動力学 (中公新書)


【ユーザーによる評価】 平均評価: 4.5/ 総数: 5件
[4点] 粉流体の現象と科学的アプローチについて
塩や砂糖などの粉流体の動力学と聞くと、複雑系の範疇の1つに入る分野で取り扱われる
題材かと思いますが、その粉流体の集合を「流れ落とす(砂時計)」、「吹き飛ばす」、
「かき混ぜる」、「吹き上げる」、「ゆする」ことにより、通常の流体である「水、
沸騰する湯、空気」のような挙動を示すことが例示され、更にそこでは粉流体と流体との
現象の違いについて考察されています。
若干のシミュレーション解析が示されていますが、主に現象論的な解釈が中心と
なっています。
このような系においては物理という学問からのアプローチでもまだまだ不明な点が
多いことから、筆者は終章に粉流体現象を解明する意義やシミュレーション予測の
方法論と意義などについての考察を基にして、科学全般にわたる根本から問いかけが
なされており、これも効果的に現代科学のアプローチに対して一石を投じていると
思います。
ただ、本書を通じての印象ですが、肝心の粉流体の現象については雑学的視点での
解説に終始してしまっているところがやや残念に感じられました。 (2008-02-27)
[5点] 理科好きにはお勧め
砂時計の砂は流れていますが,いわゆる液体でもないし固体でもありません.これを粉粒体と言うそうです.この粉粒体は流れているときは液体のように振る舞いますし,止まると固体になってしまいます.雪崩や土石流などがこの粉粒体として説明できるようです.

本書では,この粉粒体の物理について易しく解説してあり,素人でもおもしろく読めます.また,砂時計や砂漠の風紋のような身近な現象についてもまだまだ分かっていないことが多いというのには驚かされます.

科学に興味のある方には非常にお勧めです.
(2006-12-08)
[5点] 何もわかっていないことをわからせてくれました
 ある方からアドバイスをいただき、学生時代にとっかかりが見つからなかった問題について20年ぶりに考える機会がきたかもしれないと直感しました。当時の関心は、岩石内の粒粒でした。「なぜ、この大きさの粒なのか」、「それらの粒はどうやって集積し固まったか」を、2次元断面の画像から分析しなにかを議論できないか、というのが私の問題意識でした
 当時は「粉体」についての書籍を書店で探してもほとんどなく、インターネットもない時代ですからそれ以上は広がらずに終わってしまっていました。今回見つけたのが、本書です。著者の田口 善弘氏は私と同世代の物理学者。粉粒体について、一般人も興味がもてそうな砂時計や砂丘の風紋といった話題からスタートし、一見”軽い”感じもするのですが、最終章の物理学の本質にかかわる私見の独白に強く共感できました。「再現できるからといって理解できたわけではない」、「でも、新しい”理解”が生まれるのかもしれない、必要になるのかもしれない」といったコメントは、自分が生きる時代の限界への不安と、限界を離散的に拡張する学問の歴史への信頼とを含んでいます。量子力学でもなく、相対論でもなく、”中途半端な”、”でも現実世界ではメジャーな”粉粒体の物理学に目を向けて実験と洞察を重ねる科学者がいることを頼もしく誇らしく感じました。
(2006-03-01)
[3点] 美しき物理学
この本は講談社出版科学文化賞を受賞した本で、粉体がつくる模様のメカニズムについて紹介する。適切な分量で、入門書としては良心的な本だと思う。砂漠の砂がつくる模様、液晶がつくる模様、これら一見複雑に見える模様はきわめて単純なプログラムで見事に再現される。粉体と液体のよく似た関係には驚いた。液体の温度が粉体の場合は、粉体を吹き上げる空気の速度に対応していて、数学的にも液体と粉体で極めてよく対応していることが述べられている。しかし粉体と液体がまったく同じ対応を示すのかと思えば、そう甘くはなく、例外も出てくる。これが第5章で述べられているのだが、この対応関係がずれてくるところが面白い。

思ったのは、物理学における未解明の謎というのは、宇宙や素粒子ばかりでは㡊??く、粉体というごく身近な存在にもあるということ。これには衝撃を受ける。
最後の章は哲学的な話もあるが、物質論と現象論の対比など、面白い話がたくさんある。この手の話や脳と意識、フラクタル表面と水滴の関係など、話題に尽きない。今後の研究に期待したい。 (2003-05-17)

[5点] 一気に読みきりました。
とても薄い本ですが、内容はとてもわかりやすく、非常に面白い現象の解説であふれています。このような本(あるいはその内容)がもっともっと知れ渡れれば、理科を好きになってくれる中学生・高校生ももっと増えると思うのですが・・・・。 (2001-05-17)
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 ・ 入門 粒子・粉体工学
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